
みなさん、「付加年金」 という制度をご存じでしょうか?
国民年金に上乗せする形で、月々たったの400円 で将来の年金額を増やせるお得な制度です。
今回は、付加年金の仕組みやメリット、注意点について詳しく解説します!
付加年金とは?
付加年金は、国民年金の「第1号被保険者」 (主に自営業者やフリーランスなど)が加入できる制度で、月額400円を追加で支払うことで、将来の年金額を増やせる仕組み です。
もらえる年金額は、
「200円 × 付加保険料を納めた月数」
となります。
例えば、20年間(240か月)納めた場合 の増額分は以下の通りです。
📌 200円 × 240か月 = 48,000円(年間)
📌 月額にすると4,000円の増額!
たった月400円の負担で、老後の年金額をしっかり増やせるという、とてもお得な制度です。
付加年金のメリット
1. 圧倒的にお得!2年で元が取れる
付加年金の最大の魅力は、支払った保険料に対するリターンの高さ です。
例えば、20年間(240か月)支払った場合、
総支払額は 400円 × 240か月 = 96,000円 ですが、
受給額は 年間48,000円 です。
つまり、たった2年で元が取れる 計算になります。
長生きすればするほど、受け取れる額が増えていくので、老後の備えとして非常に有利な制度です。
2. 国民年金基金よりも手軽
国民年金基金も年金の上乗せ制度ですが、保険料が高めに設定されています。
それに対して、付加年金は月400円という超低コストで利用可能 なので、負担が少なく気軽に始められます。
3. 社会保険料控除の対象
付加年金の保険料は、社会保険料控除 の対象となります。
そのため、確定申告や年末調整で所得控除を受けられ、節税効果 もあります。
付加年金の注意点
1. 第2号・第3号被保険者は加入できない
付加年金に加入できるのは 第1号被保険者(自営業者・フリーランス・学生など) に限られます。
会社員や公務員(第2号被保険者)や、その配偶者(第3号被保険者)は加入できません。
2. 国民年金基金と同時加入は不可
すでに国民年金基金に加入している場合、付加年金には加入できません。
どちらか一方を選ぶ必要があるので、自分に合った方を選びましょう。
3. 将来の受給額は税金の対象
もらえる年金額は、雑所得として課税対象 となります。
とはいえ、年金控除もあるため、そこまで大きな影響はありません。
付加年金の申し込み方法
付加年金に加入するには、お住まいの市区町村の年金事務所で手続き を行います。
手続きに必要なものは以下の通りです。
✅ 年金手帳(または基礎年金番号がわかるもの)
✅ 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
✅ 印鑑(必要な場合あり)
その場で手続きをすれば、翌月から付加年金の納付が開始されます!
まとめ
付加年金は、月400円という少額負担で老後の年金額を増やせる非常にお得な制度 です。
✅ 2年で元が取れるほど高コスパ!
✅ 自営業者やフリーランスの方におすすめ!
✅ 社会保険料控除で節税効果も!
特に、「長く生きるほどお得」 な仕組みなので、老後の安心のためにぜひ活用しましょう!