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【沖縄の社労士受験生へ】合否を分ける“直前期の過ごし方”6つのヒント

 社労士試験に向けた学習もいよいよ終盤。
受験業界では、4月〜5月頃からが「直前期」とされており、ここからの過ごし方が合否を大きく左右すると言われています。

この記事では、沖縄で学ぶ受験生に向けて、直前期の勉強法・模試活用・本番対策・心構えなどを、私の実体験も交えてお届けします。

 

1. 「新しい教材」より“慣れた教材”の完成度を高めよう

この時期に新しいテキストや問題集に手を出すのは、逆効果になりがちです。
むしろ、これまで使ってきた教材を繰り返すことが得点力アップの鍵です。

私が直前期に特に意識していたのは、「リトリーバル」という学習法です。
これは、目次を見ながら「その章には何が書かれていたか」を頭の中でそらんじるという方法で、記憶の定着にとても効果がありました。最初は大変ですが、「思い出そうとする過程」こそが記憶を強化するのだそうです。

つまり直前期は“知識の穴”を一つずつ潰す作業が最大のテーマになります。

興味がある方は↓の動画をご覧になってみてください。 

(20:28頃からが「リトリーバル」の話です)

 

2. とはいえ直前期に必要な教材もある

新しい教材に手を出すのは注意が必要ですが、直前期に特化した「最小限の教材」であれば導入する価値はあります。

具体的なおすすめについては、以下の記事で詳しく紹介しています👇
🔗 沖縄で社労士試験合格を目指すあなたへ!おすすめ教材4選

 

3. 選択式は「あと1点」を取りにいく戦略を

社労士試験の選択式は、1点でも基準点を下回れば即アウトという厳しい形式です。
だからこそ、「あと1点を取りにいく」意識と戦略が必要です。

✅ 選択式で差がつくポイントとは?

資格の大原のブログ(【選択式対策】選択式の初見問題で3点確保するための5つのポイント【勉強法】)でも指摘されている通り、選択式では以下の力が問われます。

  • 「穴が空く位置」に慣れておくこと(主語・述語・数値・定義など)

  • 「文の前後関係」から消去法で推理する力

  • 問題を解く時間の余裕を確保すること(択一の時間管理がカギ)

 

特に、本文の構造をしっかり読んで、意味の通る語句を補う読解力は、選択式で合否を分けるスキルです。

社労士試験全体に言えることですが、「正確に理解していなくても、前後の文脈や聞き方から選択肢を絞り込める」場面が私自身何度もありました。

こういった力は一朝一夕で身につくものではなく、とにかく反復して問題を繰り返すことが近道だと感じています。

 

4. 模試は“必須”!本番に近い緊張感を経験しよう

私は模試を3回受験しましたが、実際の本試験とよく似た出題があり、かなり役立ちました。
模試は、単に点数を測るだけでなく、復習・分析まで含めて活用することが重要です。

✅ LEC模試(リアル会場)

  • おそらく沖縄で唯一のリアル模試(那覇市)

  • 本番に近い緊張感を体験できる

  • 解説は薄めなので、復習は工夫が必要

  • 複数回(5回?)ありますが、試験の緊張感を体験することが主眼だったので1回(しかも選択式のみ受けて帰った)しか受けませんでした。

✅ TAC全国模試(自宅受験)

  • 出題の質が高く、傾向をしっかり押さえている

  • 受験者数が多く、全国順位で実力がわかる

  • 自宅受験でも、「本番を意識した演習」に最適

5. 沖縄の「夏」と「試験環境」に備えよう

8月の沖縄は、気温・湿度ともに全国トップレベル
試験当日に体調を崩さないためにも、生活習慣や環境づくりが欠かせません。

  • 朝型生活へのシフト

  • エアコンの効いた学習場所を確保

  • 睡眠・食事・水分を整える

また、昨年と同様であれば試験会場は「沖縄コンベンションセンター」
約400人の受験生が集まる広い会場で、独特の緊張感があります。

✅ 空調が強く寒い場所もある → 羽織るものの持参を推奨
✅ 長時間の試験に備えて → 座布団やクッションもOK(昨年実績)
✅ 最新情報は必ず試験センター公式ページで確認を!

 

6. メンタルが揺れるのは当然。でも、それは頑張ってきた証

直前期は、不安や焦りがどうしても大きくなる時期。
でも、それはあなたが真剣に努力してきた証です。

私は当時、気持ちが落ちそうなときは、自分の「勝負曲」を聴いて奮い立たせていました。

  

🎧 ケツメイシ『覚悟はいいか』

さぁあるもの すべて出すだけ

後はやるだけ 勝つまで

なぁ成果がでたらさ

仲間を集め お祝いでもしようぜ

さぁ覚悟がいいなら

お前の力をみせてやれ!


試験直前や通学中に聴くと、「やるしかない」「乗り越えよう」と自然に気持ちが前を向きました。

ほかにも、

  • 合格後の姿を想像する

  • 試験後のご褒美を決めておく

  • これまでのノートや参考書に記入したメモを見返す(やってきた証を確認)

といった自分なりの“モチベーションスイッチ”を持っておくことが、最後の踏ん張りにつながります。

 

▶ 最後に|「やり切った」と胸を張って本番へ

この直前期をどう過ごすか。
それが、あなたを合格に一歩近づけるかどうかを決める分かれ道です。

✔ 慣れた教材を信じる
✔ 模試を活かして修正する
✔ 本番を想定して準備する
✔ 自分を信じて、最後までやり抜く

あなたの挑戦は、誰かの希望になり、沖縄の未来を支える力になります。
そして、この努力はあなたの人生にとっても大きな意味を持つはずです。

 

私も、沖縄で頑張るあなたを心から応援しています!

 

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